真冬の千歳の中心街を10万球の発光ダイオード(LED)が彩るイルミネーションの点灯が20日午後4時から千歳市幸町のグリーンベルト・つどいの広場で始まる。
千歳市商店街振興組合連合会(齊藤元彦理事長)が「レイクブルーライト プロジェェクト イン チトセ」と銘打ち、JR千歳駅から仲の橋通りまでの400メートルを彩り、視覚的な魅力で観光客の誘客を図る初の企画。商店街観光消費推進事業の一環で、総事業費は6000万円。
メインオブジェは高さ10メートル。3万個のLEDが音楽に合わせ、青や緑、黄、紫、ピンクの光を放ち、樹木を飾るLEDと共に幻想空間を演出する。来年2月16日までの期間中、千歳駅前の国道337号の沿道には高さ2・5メートルの四角錐オブジェ13基、幸町のタウンプラザ前では高さ4メートルの四角錐オブジェ2基が通りを彩る。
20日は午後4時から8時まで、千歳ソラのまちづくり委員会が「千歳イルミネーションフェス」を開催。ゴスペルの音楽ステージやキッチンカー5台が出店して真冬をまちで楽しい催しを繰り広げる。関係者は「準備は万全。あとは雪があれば」と話している。