道や道内協賛企業・団体は19日、震災復興支援としてむかわ町内の鵡川放課後子どもセンター(同町花園)とさくら認定こども園(同町穂別)に、木の棒を使った木製遊具「きぼうのプール」を寄贈した。
道が企業、団体などと協力して東日本大震災以降の2014年から継続して行っている被災地支援事業。道内各地区で開催している木育イベントに参加した人たちに木棒に「頑張れ!」など応援メッセージを書いてもらい、被災地に届けている。
このうち鵡川放課後子どもセンターで行われた寄贈セレモニーには、道の担当者のほか北海道森林組合連合会の阿部徹会長らが出席。代表して鵡川中央小学校6年の尾崎恒誠君(11)と同校3年の高柳陽愛さん(9)が受け取り、尾崎君が「遊ぶ楽しみが増えた。みんなで大切に使います」と感謝の言葉を述べた。
道によると、今年度はむかわの2施設のほか、安平町早来のリズム学園はやきた子ども園にすでに寄贈したほか、岩手県陸前高田市保育協会広田保育園にも寄贈を予定している。