白老町議会は全国町村議会議長会から「改革先進議会」として表彰され、17日に議場で伝達式が行われた。
白老町議会は、「透明性の高い、開かれた議会」を目指して2007年度、傍聴席での録音やカメラ撮影など議会傍聴禁止制度を撤廃。08年度には議会活動の活性化に向けて、定例会開催の年間回数制限を無くし、通年会期とする「通年議会」を全国に先駆けて導入した。
こうした先進的な議会改革が高く評価され、全国町村議会議長会から表彰を受けた。議場での伝達式では、氏家裕治副議長から松田謙吾議長へ表彰状が手渡された。松田議長は「さらなる議会改革を進めたい」と述べた。
「改革先進議会」として同議長会から表彰されたのは、白老町議会をはじめ空知管内栗山町、渡島管内福島町、十勝管内浦幌町の道内4町議会と、山形県川西町、長野県飯綱町、山梨県昭和町、京都府精華町、長崎県小値賀町、熊本県御船町の計6町議会。