この冬行われる少年野球の各種全国大会に出場する、道選抜メンバーに選ばれた苫小牧市内のチーム所属の小学6年生4人とスタッフが16日、苫小牧市役所を表敬訪問した。大舞台に向けての意気込みをそれぞれ力強く語った。
訪れたのは市スポーツ少年団野球専門部会事務局次長の長谷川慎氏(北光ファイターズ監督)と▽NPB12球団ジュニアトーナメント2019=12月27~29日、札幌ドーム=に北海道日本ハムファイターズジュニアの一員として出場する横谷塁(拓勇ファイターズ)、矢吹太寛(沼ノ端スポーツ少年団)▽第16回今泉杯西日本友好学童軟式野球大会=21、22日、佐賀県唐津市=に出場する南陽斗、同選抜でコーチを務める向井拡充氏(ともに飛翔スワローズ)▽第11回西日本選抜女子学童野球岡山大会=同、岡山県倉敷市=にスノーホワイト選抜(女子選抜)として出場する吉田美玲(泉野イーグルス)。
ファイターズジュニアは過去最高となる1000人以上がセレクション(選考)を受け16人が選ばれた。昨年は予選リーグで敗退しており、今年は8年ぶりの栄冠を目指す。北海道選抜は佐賀大会で2013、18年の準優勝が最高。今年は悲願の初優勝を、またスノーホワイト選抜は3連覇を狙う戦いとなる。
選手は目標などについて「良いピッチングを見せ、優勝に貢献できるように頑張りたい」「足の速さなどを生かしたい」などと話し、自分の持ち味を生かした全国大会での活躍を誓った。
選手らの表敬に応じた福原功副市長は「体調などに十分気を付け、それぞれ活躍できるように頑張って」とエールを送った。