苫小牧地区高校弓道錬成射会が3日、苫小牧市総合体育館弓道場で始まった。年度後半に3回開く射会の初回で団体は苫小牧西Bが優勝し、個人は工藤友香(苫小牧西A)が制した。
苫小牧地区高校弓道連絡会、苫小牧地区弓道連盟主催、苫小牧民報社など後援。
1989年から続く同射会は地区の高校1、2年生らの技術向上を目的に来年3月までに3回実施している。今回が今年度第1回で84人が参加した。
開会式では当番校の苫小牧東で女子主将を務める佐々木朱莉主将があいさつし、「このような機会を得られることに感謝を忘れずに試合をしましょう」と出場生徒に呼び掛けた。
1チーム3人編成の団体戦、さらに個人戦が次々と行われた。射場は静寂に包まれ、各選手が集中しながら的を目掛けて1本ずつ矢を放つ音が響き続けた。
結果は次の通り。
▽団体戦 (1)苫西B(明石、奥野、川上)(2)苫西D(荒木、田村、阿部)(3)苫東B(南部谷、浜中、瀬尾)
▽個人戦 (1)工藤友香(苫西A)(2)松田(駒大苫A)(3)三好(海星B)