馬産地の日高と胆振管内の小学生を対象にした今年度の「ひだか馬の絵コンテスト」(日高振興局主催)で、最高賞の大賞に苫小牧清水小5年の島田響(ひびき)君の作品が選ばれた。12の入賞作品を選び、2020年版のカレンダーも製作する。
馬産地の子どもたちに、馬に親しみや関心を持ってもらうコンテストで、今年で16回目。浦河堺町小からの84点を最高に日高管内5町8校から159点、胆振管内の苫小牧市内6校から13点、安平町1校から2点の計174点の応募があった。
日高振興局(浦河町)で美術団体会員や産業団体代表、報道機関、振興局長ら関係者による審査会があり、馬の魅力のかわいらしさ、美しさ、力強さ、たくましさ、優しさなどが描かれているか、総合的な視点で選択し、大賞1点、優秀賞5点、入賞6点の計12点を選んだ。
大賞の島田君の作品は、馬の表情や動きなどを生き生きと丁寧に描き、審査員から高い評価を得た。入賞作品は月ごとに1作品を紹介した2020年版「馬の絵カレンダー」として近く作成。日高振興局のホームページや道庁ブログに掲載するほか、日高管内各地で展示する予定。
大賞以外の入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優秀賞 安平遠浅小2年・白川玄馬、日高門別小2年・前野一花、新冠小3年・西山晴陽、新ひだか東静内小3年・岡垣めい、浦河東部小6年・福沢颯織▽入賞 浦河東部小1年・中川遥、浦河堺町小1年・清水莉里、日高門別小3年・佐藤李、日高門別小6年・竹内吾緒、浦河東部小6年・和田志龍、浦河東部小6年・本巣月渚