苫南高男・女卓球部―丹羽美里さん指導で全国目指す

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  • 2019年12月12日
丹羽さん(前列中央)の指導を受けレベルアップし全道に挑む苫南の選手たち

 3年連続のアベック全道選抜団体戦出場に意気込む苫南を影で支える人物がいる。日本大手の卓球用品メーカーVICTAS札幌営業所に勤める丹羽美里さん(26)=苫小牧和光中卒=。2016年リオデジャネイロ五輪男子団体銀メダリストの丹羽孝希(スヴェンソン)を弟に持ち、自身も全日本大学選手権女子シングルス3連覇、実業団の広島日野自動車でも活躍した実力者だ。

 苫南の小玉恭史顧問の長女と同級生で、小学校時代に同じクラブチームに通っていた縁もあり、今年8月から月1回のペースで1、2年生の男女17人に技術指導を買って出た。主に実戦形式で高校生に胸を貸しながら、問題点をすぐさま指摘する。サーブ一つとっても「相手にどういった球を打たせたいか、普段の練習からしっかり考える必要がある」と勝負勘の構築を熱心に説いてきた。

 バックハンドの打ち方を教わった男子の石井大雅主将(2年)は「とても分かりやすかった」と満足げ。小玉顧問は「大切な休日を割いて学校まで来てくれて本当にありがたい」と尽きない感謝を述べた。

 男子は小中学時代に全国大会を経験している濵口裕美(2年)など主力の大半が前回道選抜大会を知る。反対に女子は部員8人中6人が1年生と若い。「チーム全員で一つ一つの試合を勝ち抜いていきたい」と伊東麻衣主将(同)は闘志を燃やす。

 「最後は頑張っている人が勝つ」と丹羽さん。団体戦はチームワークも勝敗の鍵を握るとし、「教えてきたことを少しでも頭に入れながら試合をしてくれたらうれしい。挑戦者の気持ちで頑張って」と温かいエールを送った。

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