第47回北海道高校選抜卓球大会兼第47回全国高校選抜大会道予選会が14日、札幌市の北ガスアリーナ札幌46で開幕する。来年3月の全国大会(千葉県)切符を懸けた2年生以下選手による一戦。東胆振、日高からは、強豪駒大苫小牧を筆頭に男女8チーム、11ペア、2個人が各部門に挑む。
北海道卓球連盟、道高校体育連盟主催の今大会には、全道各支部の予選会を勝ち抜くなどした109チーム、125ペア、48個人が出場。男女別の学校対抗団体、ダブルス、シングルスの計6部門で争う。
団体戦は4組の予選トーナメントと各組1位による決勝リーグを繰り広げる。男子上位2チーム、女子上位3チームが全国出場権を得る。ダブルス、シングルスはそれぞれトーナメント戦を実施。ダブルスは今大会止まり。シングルスの男女覇者が全国に駒を進める。
4年連続の全国選抜団体戦アベック出場を目指す駒大苫。前回苫小牧開催となった道選抜大会では、女子が見事初優勝を飾った。同校が夏のインターハイ予選で苦杯をなめた札幌大谷が最大のライバル。連覇達成で新たな歴史を刻めるか。一方の男子は3年連続の2位。女子に続いて栄冠を目指したい。
駒大苫に負けじと、3年連続で男女とも団体戦に出場する苫小牧南、女子の苫小牧東、苫小牧総合経済といった公立校の奮起も期待される。
高校年代の全国大会未経験者、今団体戦出場校以外の選手による個人シングルスでは、男子の齋藤愛良(苫東1年)、女子の葛西琴葉(静内1年)がそれぞれ挑む。