白老町交通安全協会は10日、2020年白老町成人式実行委員会に交通安全啓発タオルを寄贈した。実行委は来年1月に開かれる成人式で、出席した新成人に配布する。
タオルの寄贈は、若者たちの交通事故を防ごうと2005年から毎年行っている。町教育委員会の会議室で町交通安全協の小幡秀雄副会長と吉田修常任理事が、三河龍平実行委員長(19)ら実行委メンバーにタオル150枚と啓発冊子150冊を手渡した。タオルはピンクや黄、青、緑の4色で信号機をイメージした。
実行委メンバーに小幡副会長は「加害者、被害者ともに交通事故は悲劇を招く。成人になるのを機に交通安全を徹底してほしい」と呼び掛けた。吉田常任理事も「苫小牧署管内でも交通事故は依然として後を絶たない」とし、スマートフォンを操作しながら車を運転するなど”ながら運転”の罰則が強化されたことも伝えた。
成人式(町、町教委主催)は来年1月12日午後1時から、町コミュニティーセンターで開催。会場に金びょうぶと和傘を飾った記念撮影スペースを設けたり、小中学校の卒業アルバム写真展を開いたりと、今回も工夫を凝らした企画を取り入れている。