安平町の早来学園(網代健男校長)は1日、公開研究会と授業の地域公開を兼ねた催し「はやきたスタディフェスティバル」を同学園で開いた。道内各地の教職員と保護者が約250人参加。教職員による分科会や授業参観を行い、児童生徒の教育に関して関係者が情報を共有し、知識を広げた。
同学園の教育実践を教育関係者など多くの人に知ってもらうのが目的で、今年で2回目。
分科会では8グループに分かれ、教育環境を効果的にする活動や対話的な学びについて協議した。校内見学も実施し、網代校長らが教室や大アリーナなどを案内した。
空知管内北竜町から参加した小学校の支援員、瀬戸照代さん(70)は「校舎内に明るくオープンなスペースがあり、素晴らしい建物。町内で校舎の新築を予定しているので、早来学園の環境を参考にしたい」と話した。