元プロ野球選手・高沢さんが極意伝授―市スポーツマスター事業「女子野球教室」

  • スポーツ, 野球
  • 2019年12月9日
ベースカバーについて解説する高沢さん(手前左)

 苫小牧市は8日、駒大苫小牧高校屋内練習場で市スポーツマスター事業の女子野球教室を開いた。参加者は元プロ野球選手で現在は野球指導者として活躍する高沢秀昭さんから守備や走塁などの技術指導を受けた。

 市は市民スポーツの向上などを目的に、あらゆる競技の著名人などをスポーツマスターに任命し、スポーツ教室を開いている。

 高沢さんは苫小牧工業高校を卒業後、王子製紙苫小牧工場を経て、ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に入団。首位打者やベストナイン、ゴールデングラブ賞など主要な賞の受賞歴を持つ。現役引退後は指導者の道に進み、現在は千葉ロッテマリーンズのベースボールアカデミーテクニカルコーチを務めている。

 市スポーツマスターには1995年に就任。年に1回、小中学生らを対象に野球教室を開いてきたが、今回が最後の開催となった。

 教室には小学生から一般まで、苫小牧や札幌などから40人が参加した。参加者は守備や走塁、バッティングの極意を学んだ。

 守備では、ベースカバーについて、高沢さん自身が走者役を買って出て指導した。グラブの動かし方や走者にタッチする最適な場所などを解説していた。

 走り出しをわざと遅らせるディレードスチールも紹介。参加者は投手が投げたボールがホームベースを通過するタイミングで走り出す盗塁法を学んだ。

 高沢さんは「野手がホームベースに集中している隙に走り出すのがこつ。守備に就くときも走者の動きに注意を払う必要がある」と説明した。

 打撃については、打率が高いカウントの中に初球も含まれると説明した上で、「積極的に打つ姿勢が大切。1球目から振る、打つつもりで打席に立って」とアドバイスした。

 女子軟式野球チームの苫小牧ガイラルディアで内野手を務める小鹿未來さん(開成中2年)は「盗塁法が参考になった。実戦でも盗塁を決められるように練習したい」と話していた。

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