白老 ウポポイ開業機運醸成へ 来月 100日前記念イベント

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年12月9日
来年4月24日に開業するウポポイ。地元白老町も機運醸成や観光振興策のイベントを計画

 白老町は、来年4月24日のアイヌ文化復興拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)開業に向けたイベントを計画している。来年1月に「開業100日前記念イベント」を開くほか、3月には道やJR北海道などと共に、白老駅の自由通路や駅前広場、ウポポイへのアクセス道路など象徴空間周辺関連施設の完成を祝うオープニングセレモニーを予定している。

 6日に開かれた同町の定例記者会見で、町の担当者が説明した。100日前記念イベントは1月13日、白老コミュニティーセンターで開催。アイヌ民族の古式舞踊の披露、北海道ゆかりの著名人と戸田安彦町長のトークセッションなどを予定し、ウポポイ開業の機運を盛り上げる。

 周辺関連施設のオープニングセレモニーは、3月のJR白老駅への特急スーパー北斗初停車に合わせて開催。白老駅のバリアフリー化や特急列車の停車本数拡大に対応したホーム延伸、線路をまたぐ自由通路の新設、駅前広場や道道の整備、社台地区の国道36号の拡幅、白老駅北商業ゾーン(ポロトミンタラ)のインフォメーションセンター建設など、ウポポイ開業に向けて町や道、国、JR北海道が実施した施設整備の完成を盛大に祝う。

 開催日時や会場は未定だが、事業の実施主体や白老アイヌ協会、町内の関係者らを参集する予定。約330万円のイベント費用はアイヌ政策推進交付金を活用する。

 また、町はウポポイ開業に合わせ、ポロトミンタラの交流広場をメイン会場に、観光振興策のロングランイベントをスタートさせる計画。夏ごろまでを期間に毎週末、地元グルメの提供やアイヌ民族の伝統文化披露など趣向を変えながらイベントを繰り広げ、白老への観光客の入り込み増につなげる。

 一方、政府は、年間来館者数100万人を目標に掲げたウポポイの集客対策費として2020年度予算に30億円規模の予算を盛り込む方向で調整。4~7月の土日・祝日や夏場は最大午後8時まで営業するため、アイヌ文化にちなんだ映像パフォーマンスのプロジェクションマッピングなど、夜間も楽しめるイベントを検討している。定例会見で戸田町長は国の集客対策について、100万人の目標達成や地域経済への波及効果に期待感を寄せた。

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