「書の甲子園」で知られる第28回国際高校生選抜書展(毎日新聞社、毎日書道会主催)の審査結果がこのほど発表され、静内高校(新ひだか町、加澤雅裕校長、生徒509人)が北海道地区団体で準優勝した。個人では藤本蓮さん(3年)が大賞を受賞した。
国内のほか13の国・地域から1万3905点の応募の中、北海道地区から171人が入選。静内高校から個人の部では大賞1人、準大賞1人、入選9人の素晴らしい成績を残した。大賞の藤本さんのほか、湊真帆さん(2年)が準大賞、漆原采花さん、齊藤昴君(以上3年)、四家井奏さん、髙藤詩織さん、村田涼葉さん(同2年)、鈴木ひかりさん、川上さくらさん、土田柚月さん、谷実優さん(同1年)が入選した。
前部長の藤本さんは「団体準優勝はとてもうれしい。1、2年生の今後の活躍に期待したい。個人の大賞をいただけたのは顧問の先生や部員のおかげ。結果を今後につなげたい」と語り、現部長の湊さんは「みんなで力を合わせた結果、昨年よりレベルアップできた。支えてくれた先生や部員のおかげ。さらに上のレベルを目指したい」と喜んだ。
部員24人を指導した横山晃秀教諭は「まさか(団体)準優勝とは思っていなかった。みんなで団体賞を目指し、一生懸命に切磋琢磨(せっさたくま)しながら作品制作に励んできたことが素晴らしい結果につながりうれしい」と生徒たちにエールを送っていた。