厚真町の商店街を電飾で彩るイルミネーションが今年もお目見えした。静かな夜のまちに明かりがともり、見る人の目を楽しませている。
「商店街を明るくしよう」と、町商工会青年部と商工会の有志でつくる「あつまを元気にする会」が毎年この時期に手掛けている。町表町の花壇前に設置しているイルミネーションは、約5000個のLED(発光ダイオード)を点灯。また道道千歳鵡川線の商店街通りの350メートルほどに立ち並ぶ樹木など33本に、約7500個のLEDを取り付けた。
商工会青年部事務局の糸屋崇洋さん(42)は「年末の商店街が活気づけば」と期待し、同会の池川徹会長(58)は「見てくれる人が『きれい』と声を掛けてくれます」と話している。
イルミネーションは来年3月まで。毎日午後3時ごろから、商店街通りは同10時ごろまで、花壇前は翌日午前5時ごろまで点灯している。