苫小牧市内の少年野球チーム、沼ノ端スポーツ少年団の卒団式が11月30日、市内のホテルで開かれた。団員やスタッフ、保護者たちがチームの今季の活動を振り返るとともに卒団生の門出を祝った。
式が始まると、名前を呼ばれた卒団生4人が会場に堂々と入場。在団生からのあいさつや歌のプレゼントと共に、石川将一監督からねぎらいの言葉などが送られた。4人に卒団証書と記念品が贈られた後、父母に向けて感謝の言葉をつづった卒団生の手紙が紹介された。
同少年団は今季7月の苫小牧民報旗の決勝で、激闘の末に拓勇ファイターズを下し栄冠をつかんだ。矢吹太寛主将(沼ノ端小6年)は「最後のシーズンの苫民旗で優勝できたことは、個選手としてもチームとしてもすごくうれしかった。まだ都市対抗など試合が控えているので、そこでも全力を出せるようにしたい」と決意を披露。苫民旗の決勝戦で優勝を決めた適時打を放った武久蒼河(同)は「(決勝の適時打は)今までで一番思い出に残った一打だった。中学校では1年生からレギュラーになれるように頑張りたい」と意気込みを見せた。