苫小牧港・西港の漁港区周辺で16日、ブラー釣りでソイが上がっていた。寒さが厳しくなってきた港だが、魚を手にした釣り人は笑顔を見せていた。
ソイを釣ったのは北広島市の団体職員、菅生(すごう)崇裕さん(24)。友人と一緒にやって来た。ブラックバス用のルアーロッド6フィート9インチミディアムライトアクションに、小型のスピニングリールを装着。ラインはナイロン2号で仕掛けは、蛍光グリーンのブラー。餌はサンマの切り身を用いた。
仕掛けを岸壁から消波ブロックの隙間にスルスルと入れて海底近くまで餌を送り込むと、グングンと当たりが。リールを巻き上げると20センチほどのソイだ。
菅生さんは「やっと釣れたのでうれしい。この時期は寒いけど魚が掛かると面白いですね」と語った。