参加者全員にホッキが当たる「第8回苫小牧ほっき杯」が24日、市糸井の糸井の森パークゴルフで開かれた。地元をはじめ旭川市、上川管内中川町、後志管内京極町、伊達市など全道各地から225人もの愛好家が集結。36ホールのストロークプレーを展開し、男子の給前俊二(苫小牧)が94打、女子の宮尾美紀(同)が98打でそれぞれ栄冠をつかんだ。
「念願の優勝です」と喜びをかみしめたのは給前。同組者と和気あいあいとラウンドできたことが好スコアの要因になったと感謝した。一方の宮尾は「思わぬところでカップに入ったり、ラッキーショットが多かったりした」と喜ぶ。ホッキは大好物と言い、「刺し身にして食べます」と笑顔を見せた。
苫小牧の特産品を冠に据え、2012年から毎秋開催している糸井の森名物大会の一つ。1400個ものホッキを用意し、参加賞5個、抽選のスペシャルラッキー賞で10個など大盤振る舞いした。
年々好評を呼び、今回は半数近くの106人が市外からの参加。貴重なホッキがもらえるのはもちろん、「道内愛好家たちの再会の場としても喜ばれるようになった。また来年も来るからねとの声も多く掛けてもらった」と白岩千年オーナーは喜んでいた。
▽男子 (2)対馬(苫小牧)95(3)宮尾(同)96(4)久保(同)96(5)清本(白老)96▽女子 (2)白川(苫小牧)100(3)竹生(同)100(4)池添(同)101(5)幅田(厚真)101=同スコアは規定