むかわ町鵡川中央小学校(大熊龍也校長)の6年生が22日、総合学習の一環で同町晴海の木材加工「サカマキ」を訪れ、仕事内容や働くことの意義について学んだ。
同校は6年生が2グループに分かれて地元の企業や施設を訪問し、将来に向けて仕事内容や働くことの大切さを学ぶ授業を展開。この日の一行は、同社で扱う木が紙や住宅の資材として使われていることについて説明を受けたほか、チップ加工する工場など施設内を見学した。小坂朋也君(11)は「すごく大変そうだった。今まで何も思っていなかったけれど、家を建てる時にこういうところで手間が掛かっているんだと感じた」と理解を深めた。
今回、児童の見学を初めて受け入れた同社の會田忠行社長は「かつて栄えていた林業に触れ、興味を持ってくれたら」と話していた。