苫小牧信用金庫白老支店で、白老町内の障害者支援施設を利用する人たちが制作した貼り絵作品などが展示されている。
同支店のロビーに飾った2点の作品は、社会福祉法人白老宏友会・生活介護事業所みらいえの利用者らが制作。「晩秋」をテーマにした大型の貼り絵は障子紙や折り紙を使って、川に舞い散る落ち葉を描いた。
「初冬」と名付けた作品は、青色の絵の具で空から舞う雪を表現した半紙に、「ひらり」「ひとひら」「はつゆき」の文字を書き、美しい初冬の風景をイメージした。
同支店のロビー展担当者は「どれも制作者の個性が光る作品。季節の移ろいを感じていただければ」と話す。29日まで展示している。