満を持し、全国の大舞台へ―土谷龍雅(苫小牧西高校弓道部・2年)

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  • 2019年11月21日
初の大舞台に向け強い思いで挑む土谷

 苫小牧西高校弓道部の土谷龍雅(2年)が、12月23~25日に前橋市で開かれる第38回全国高校弓道選抜大会の個人戦に出場する。初の大舞台に「とにかく予選を通過し、上位に進出できるようにしたい」と気合を見せている。

 土谷は、地区予選を勝ち抜き、9月に札幌北海きたえーるで行われた全道大会に出場。全道各地から精鋭たちが集まって行われた試合で、いつも通りの射を心掛けた。その結果、8射5中で予選を通過し、良い流れのまま決勝まで駒を進め、6人が進出した決勝でも本来の力を発揮し、上位2位までに与えられる全国大会の切符をつかんだ。

 全道大会を振り返り、「試合前にコンディションを整えられてから挑むことができたが、射のときに少し体がそれてしまったり、腕のゆるみなど課題も多かった」と反省点を口にする。初の大舞台に向かう土谷。気持ちの強さを武器に人一倍練習を積んできた。一本一本の矢を丁寧に射ることを心掛けながら、地道に力を蓄えてきた。今年の国体北海道予選のメンバーにも選出されるなど、チームの柱としてもさらなる飛躍が期待できそうだ。

 全道大会では、2立計8射で5中が予選通過ラインとなるが、全国大会では1立計4射3中とややハードルも上がり、一つ一つが大切になってくる。全国大会出場については「目標にしていたものではあるが、あまり実感が湧いていないのが正直なところ」と話す土谷。団体では、同校女子チームがあと一歩のところで全国を逃してしまっただけに強い思いで大舞台に挑む覚悟だ。

 指導に当たる加藤雅一監督は「土谷は普段から伸び伸びと練習し、気持ちを強く持つ選手。全道大会という緊張する場面でもその力を発揮したのは素晴らしい」とたたえ、「全国大会では、自分がやってきたことに自信を持ち、強気で攻めていってほしい」と期待を込めた。土谷も「一緒にやってきた弓道部の仲間のために何とか良い成績を残したい」と意気込みを見せる。

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