安平町は、道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」のオープンを記念し、町有分譲地6区画(敷地面積1区画276~295平方メートル)を通常価格より大幅に値下げして販売している。町民に対して最大約9割引きの51万円で提供するほか、町外向けにも通常価格の8割ほど値下げした価格で販売。昨年の胆振東部地震以降、加速する人口減少に歯止めを掛け、移住定住につなげるのが狙いだ。来年3月31日まで。
格安販売しているのは、JR追分駅から徒歩10分ほどの場所にある同町追分白樺2の「ラ・ラ・タウン・おいわけ」6区画。通常400~500万円のところ、住民登録1年以上の町民は51万円、それ以外の人は85万5800~97万7600円で購入できる。2年以内に住宅を建てるのが条件となる。
町によると、昨年8月末時点で8115人いた人口は、今年10月末時点で319人減の7796人。町は2021年度までの3カ年計画で、今回の6区画を含む計14区画を販売する予定。地震で被災した町民の住宅再建と同時に町外から来る人へのバックアップも手厚くし、町の移住定住促進を図る考えだ。
問い合わせは、町政策推進課 電話0145(22)2751。