安平町の手作りハウスRaspberry(ラズベリー)=水野千穂代表=が主催する「ほっこりマルシェVol.17」が17、18の両日、同町早来大町のレストランしばらく隣の宴会場で開かれた。こだわりの手作り作品を見ようと、町内外から大勢の人が足を運び、にぎわいを見せた。
2012年に始まった手作り愛好家たちの発表の場となるイベント。近年は春と秋の年2回開催しており、今回は地元安平をはじめ、近隣の苫小牧、厚真、札幌、小樽などから17人の作家が出展。バッグや木工クラフト、アクセサリー、小物入れ、手作りパンなどを展示、販売した。
会場にはこだわりの手作り作品がずらりと並び、ぬくもりあふれる空間を創出。作家たちが持ち寄ったエコバッグのコレクションも人気を集めた。また気軽に交流できるスペースも設け、訪れた人たちが買い物や作家との会話を楽しんだ。水野代表は「大きな町での開催になると、地域の方たちがなかなか行きにくいという声を聞く。今後も人が集うコミュニティーの場として続けていけたら」と話していた。
18日には、雪道用につくった長さ調節機能付きワンタッチ式杖(アイスピック内蔵)の開発、販売を手掛ける杖の専門店「つえの誠屋」(札幌市)も出店した。