今年の日本陸上競技選手権女子100メートルで29年ぶりの高校生女王に輝いた、恵庭北高女子陸上競技部の御家瀬緑(18)が、来年4月から住友電気工業(本社、大阪市)に入社する。同社が15日に発表し、陸上競技部所属選手として競技活動を続ける。
同社は「新戦力として御家瀬選手を迎えることでチームの一層の強化を図り、世界の舞台で活躍できる選手の育成に力を注ぐ」とコメントしている。
御家瀬は昨年、全国高校総体(インターハイ)女子100メートルで道内勢として11年ぶりに優勝したほか、アジア競技大会の女子4×100メートルリレーで1走を務めて5位入賞に貢献。今年はインターハイ女子100メートルで2連覇を達成している。