東北極真カップで塚本兄弟V―優至会塚本道場

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  • 2019年11月14日
東北カップで好成績を挙げた(左から)山本、塚本大、塚本悠、風間(提供)

  苫小牧市内の空手「優至会塚本道場」の道場生が、10月に山形県で開かれた第15回身体障がい者チャリティーオープントーナメント東北極真カップ空手道選手権大会で2人が優勝するなど4人が入賞した。

   来年6月に大阪府で開かれる全日本大会を見据えた大会。小学4年生男子で優勝した塚本悠剛(拓進小)と、小学2年生男女合同を制した大剛(同)の兄弟が全国の切符を獲得した。

   兄の悠剛は、27人の大きなトーナメントを制した。トーナメントの別の山では塚本道場の風間琉太郎(ウトナイ小)が準決勝で敗れ、仲間の敗退に涙する場面もあった。指導する塚本鉄兵代表に喝を入れられ、気持ちを切り替えた。決勝で対戦した鈴木勇翔(極真手塚派森道場)は体格が自分より大きく、苦戦を強いられたが、「出せる力を全て出した」と悠剛。全日本大会では「優勝を目指して戦う」と決意を語った。

   小学2年生男女合同で栄冠をつかんだ弟の大剛は、決勝で橋本大和(極真安斎派安斎道場)と対戦した。回り込んで仕掛けた攻撃が決まった。塚本代表は「ガードもかなりうまくなっている。全日本でも通用するレベルまで仕上がってきている」と太鼓判を押した。塚本大は「もっと練習して相手を追い込む試合ができるようになりたい」とさらなるレベルアップを誓っていた。

   入賞者は次の通り。

   ▽小学2年生男女合同 (1)塚本大剛(拓進小)▽小学4年生男子 (1)塚本悠剛(同)(3)風間(ウトナイ小)▽小学6年生男子重量級 (3)山本(沼ノ端小)

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