苫小牧市は10日、苫小牧市総合体育館でパラスポーツ体験会を開いた。車いすバスケットボールやボッチャなど障害者スポーツ5競技が行われ、参加した市民ら約100人が楽しみながらパラスポーツを体験した。
市スポーツ都市推進課主催。来年の東京五輪・パラリンピック開催を見据え、苫小牧市民にも障害者スポーツへの理解を深めてもらおうと企画した。
実施された競技は車いすバスケとボッチャ、パラ陸上、フライングディスク、サウンドテーブルテニスの五つ。同体育館アリーナを競技ごとに区切って体験会が展開された。
車いすバスケでは、参加者は市内の車いすバスケチームの選手から手ほどきを受け、車いすに乗ってパスやドリブルの練習をした。ルールの説明も受け、ミニゲームも体験し、競技への理解を深めた。
車いすバスケを初めて体験した保浦広治くん(豊川小3年)は「車いすに乗るのも初めてで難しかったが、シュートを放てて楽しかった」と話していた。