苫小牧門別バスケットボールリーグ(TML)は3日、苫小牧市住吉コミュニティセンター体育館で決勝などの試合を行った。上位トーナメント決勝はCARIESがシュヴァインに勝利し優勝した。
TMLは苫小牧や日高地区の12チームが参加。3月からリーグ戦を展開し、10月からは上位、下位に分かれた決勝トーナメントを行っていた。
上位トーナメント決勝はリーグ戦首位のシュヴァインと2位のCARIESが対戦。CARIESが97―85で勝利した。3位決定戦はCLASHがJUSTICEを104―56で破った。
試合結果は次の通り。
【上位トーナメント】
▽決勝
CARIES97―85シュヴァイン
▽3位決定戦
CLASH104―56JUSTICE
【下位トーナメント】
▽決勝
セカンドブレイク78―75TWC
▽3位決定戦
ロジック74―60アール
CARIESがチーム発足3年目で初優勝した。大会2連覇中のシュヴァインを破っての栄冠だった。リーグ戦では9勝2敗で並び1、2位を分け合ったライバルチーム。ゲームキャプテンの上西北斗(28)は「攻めも守りもベストを尽くせた」と喜びを語った。
シュヴァインはリーグ戦で74―83で敗れているいわば宿敵。リベンジを果たした形で、上西は「リバウンドやスリーポイントを多く取ってくる強敵だった」と振り返った。
決勝では上西の兄・斗夢(29)を中心に点を重ねた。ディフェンスが機能したといい、オフェンスでもリバウンドを取ってセカンドチャンスにつなげた。
斗夢は「決勝は勝てると思っていなかったが、しっかり守って速攻につなげるバスケができていたのが勝ちにつながった。もっと個々のスキルを上げていきたい。ターンオーバーなどミスを減らして、連覇できるように練習していく」と力強く語った。