基礎学び、楽しくプレー―市民ソフトテニス教室

  • スポーツ, その他のスポーツ
  • 2019年11月7日
講師のアドバイスを受けて上手にボールを打ち返す受講者

  苫小牧市体育協会が主催する市民ソフトテニス教室が5日、苫小牧市総合体育館で始まった。参加者は講師の丁寧な指導を受けて競技力の向上を図る。

   初回は競技経験者7人と初心者2人の計9人が参加。スマッシュやサーブなど基礎練習を中心に1時間半ほど汗を流した。終了後には初心者らから「楽しかった」「もっと上達できるように頑張りたい」などの声が聞かれた。教室は8回の予定で、最終的には初心者でも試合ができる水準まで基礎力を付ける。

   関係者によると、苫小牧市内でのソフトテニスの競技人口は年々減少傾向で、現在はピーク時に比べると半分程度まで落ち込んでいるという。講師を務める苫小牧ソフトテニス連盟普及部の銅富夫さんは「子育てがひと段落した主婦を中心にサークルに所属する人は多いが、定着しにくいのが現状。教室を通じてもっと魅力を発信できるようにしたい」と話した。

   テニス教室は5日から29日までの火・金曜日に行われる。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。