白老町社会福祉協議会は5日、リングプル2100キロを集めて交換した車いす3台を白老町に寄贈した。山崎宏一会長が戸田安彦町長を訪問し、善意を届けた。
同協議会は町内の福祉活動支援を目的に、2003年度からリングプルの収集を始めた。現在は小中学校や保育園、町内会などの協力を得て、年間約400キロを収集する。
車いすの寄贈は、09年、14年に続く3回目で、これまで計4台が町内の病院や介護施設に贈られている。
山崎会長は今後も活動を継続していく考えを示し、車いすについては「有効に活用してもらえれば」と話した。戸田町長は「町民の安全につながるので大変ありがたい」と感謝した。
寄贈された車いすは、白老コミュニティセンターなど、町内の公共施設に配置する。