7日オープンへ、製氷作業着々―ハイランドスポーツセンター屋外リンク

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  • 2019年11月5日
夜を徹して製氷する職員ら=4日夜、ハイランドスポーツセンター屋外リンク

  苫小牧市高丘のハイランドスポーツセンター屋外リンクでオープンに向けた整氷作業が始まった。天候次第ながら、早ければ7日のオープンを目指して職員が夜通し氷造りに精を出している。

   指定管理者の緑豊建設によると、整氷作業は1日にスタートした。氷の下地をつくる冷却器を稼働し、冷え込みが厳しくなる午後8時ごろから翌朝午前4時ごろの時間帯に散水して製氷していく。散水後は、リンク上の落ち葉やごみを拾う。一晩の散水作業で目指すのは氷の厚さ約1センチ。オープン時に5センチほどの厚さになるまでこの作業を行う。4日夜の時点で、氷の厚さは3センチ程度という。

   過去3年間、10日すぎにオープンした屋外リンク。今シーズンは10月中旬まで例年より温暖な状態が続いたが、同月末ごろから夜が冷え込んできた。このため今のところ例年よりも早めに予定が立った。

   今季は今月16日の2019年度苫小牧中学校・高校競技会を皮切りに第91回北海道スピードスケート選手権大会・第48回北海道スプリントスケート選手権大会(2月8~10日)など13の大会が行われる予定。緑豊建設の矢野孝一副統括責任者は「早い時期にスケートを楽しめるのは氷都ならでは。あふれる自然の中で滑ることができるのが屋外リンクの魅力。ぜひ体感してほしい」とアピールしている。

   天候やリンク状態の悪化がなければ7日にオープンし、10日に無料開放する予定。問い合わせは同スポーツセンター 電話0144(34)3522。詳しい情報は「緑ケ丘公園運動施設」のフェイスブックや緑豊建設のホームページ(http://tomakomai-ryokuho.com/)で確認できる。

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