第54回白老町文化祭(町文化団体連絡協議会主催)が1~4日、白老コミュニティセンターで開かれた。書道や絵画、写真、花卉(かき)など町民が丹精込めて作った芸術作品2010点が会場に並び、来場者の目を楽しませた。
同センターの大ホールでは、絵画や書道、写真などの作品が展示され、町民が足を止めて見入っていた。同町の生活介護事業所「みらいえ」の職員、丸山素子さん(41)は「利用者の作品も展示され、励みにしている方が多い」と話した。
ロビーでは菊花展が行われ、白や黄色など菊の花々が咲き誇り、会場内を華やかな雰囲気にした。2階では生け花やフラワーアート、アイヌ文様が入ったパッチワークなどが展示された。
4日は合同発表会が開かれ、14団体が民謡や詩吟などを披露した。同協議会の竹下和男会長は「年々作品のレベルが上がっており、うれしく思う」と話していた。