介護予防のヒント探る 道文教大生 パークゴルフ体験 効果的な運動機能の維持 恵庭

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  • 2019年11月4日

 北海道文教大(渡部俊弘学長)はこのほど、恵庭市内のるるまっぷパークゴルフコースで作業療法学科3年の学外講義を行った。学生は恵庭パークゴルフ協会(弘中勝己会長)の役員から基本的なルールを教わり、高齢者の介護予防を考えるヒントを得た。

 同学科の講義「高齢期作業療法特論」の一環で、学生35人が出席。高齢者に愛好家が多いパークゴルフを体験することで、より効果的な運動機能の維持やリハビリについて考えを深めるために毎年実施している。

 コースでは、同協会のメンバー10人が指導に当たった。学生はパークゴルフの基礎とマナーを教わった後、5人程度のグループに分かれて一連の流れを体験した。

 ゲーム終了後は交流会も実施。学生は練習頻度や健康維持への心掛けなどについて同協会メンバーに質問し、理解を深めた。

 参加した小桂優花さん(21)は「初めてだったが楽しくできた。今後、高齢の方と接するときの話題にもなる」と言い、弘中会長は「パークゴルフ体験が学生の学びに役立つならうれしい」と笑顔だった。

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