苫小牧市錦町の飲食店街にある鉄板料理屋。口に運ぶと軟らかい肉の食感、赤身のおいしさが際立つ「十勝牛のステーキ」(税抜き1900円、100グラム)が自慢の一品だ。
肉に和牛のような霜降りは入っていないが、軟らかく、脂身の少ない国産牛を使用。木林賢治店主は「本来の肉のうま味は赤身にある」とこだわりを見せ、ランプ、イチボ、ヒレの3種類の部位から選べるようにしている(ヒレは同3500円、100グラム)。
ソースは、マデラ酒を使った甘みのあるマデラソース。赤身のおいしさを引き立てるしっかりとした味だ。しょうゆベースの和風ソースを選ぶこともできる。
肉と一緒に前菜3種(同780円)を提供している。肉に滑らかなペースト状のジャガイモのムースリーニとフォアグラを添えたロッシーニ風も、プラス1000円で味わうことができる。
店内は落ち着いた雰囲気で、ワインはハウスワイン(ボトル同2200円、グラス1杯同390円)から、ボルドーメドック格付け3級のカロンセギュール2013(同2万9000円)まで、幅広く用意する。
サーモンやマス、旬の魚などをオイルに浸し、低温調理した鮮魚のコンフィ(同1380円)も好評だ。
苫小牧市錦町1の5の10千匹屋ビル2階。営業時間は午後5時半~同11時半(ラストオーダーは同10時30分)。月曜定休。電話0144(31)0133。