白老町立図書館で「本のリサイクル市」が行われている。雑誌や小説、絵本など2934冊の本がずらりと並び、来館者は目当ての本を見つけようと特設コーナーに立ち止まり、1冊ずつ丁寧に吟味している。6日まで。
同図書館によると、毎年、秋の読書週間(10月27日~11月9日)に合わせて開催する取り組み。保管年限が過ぎた除籍図書のほか、町民からの寄贈図書を再活用してもらうのが目的。今年は前年より1000冊以上多く、初日は開館前から町民約20人が列を作り、会場内は大勢の人でにぎわった。
子供2人と来館した同町北吉原の主婦(33)は「リサイクル市は初めて知った。子供が鉄道好きなので、絵本を頂いた」と笑顔を見せた。
本のリサイクル市は1人1日5冊まで無料で持ち帰ることができる。同図書館は「1人1日1回までだが、連日来る人もいる」と話していた。開館時間は午前10時~午後5時、4日は休館日。