千歳市ボランティアセンターはこのほど、恒例の催し「ランチデー」を千歳市社会福祉協議会内で開いた。「若返り! ココロとカラダを健康に!」をテーマに参加者約40人が、体操や毛糸を使った小物作りを通して交流した。
同センター登録のボランティアが昼食を共にしながら交流する催し。認知症予防サロン・ラポールエイムが講師を務めた。
会場では、同じ音階のハンドベルを持った参加者がグループをつくり、グループごとに音を鳴らして曲を奏でた。リトミックでは一定のリズムで足踏みをしながら、いろいろな方向に腕を伸ばし、徐々にリズムを早めていく軽い運動を行った。
帽子を模した小物を作る時間もあった。参加者は何本もの毛糸を使い、バッグに付けたり机に置いたりして飾ることができる、手のひらサイズの完成品を仕上げた。
慣れない作業で手間取る男性が「ここはもう少し長い方がいいですよ」などと手芸の心得のある女性から教わる場面も。参加した千歳市富士の●【99cb】村武仁さん(85)は「人生で初めてこのような作業をした。妻へのお土産にします」と話していた。