えりも岬の緑を守る会、百人浜の国有林で育樹祭

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年10月31日
林内でクロマツの枝払い作業に励む参加者

 えりも町内庶野・百人浜の襟裳国有林で28日、えりも岬の緑を守る会(会長・神田勉えりも漁協組合長)主催の「イキイキ森林づくり事業・育樹祭」が行われ、クロマツ林の枝払い作業に励んだ。

 えりも漁協とえりも岬連合自治会関係者、日高南部森林管理署、室蘭開発建設部浦河港湾事務所、日高振興局森林室、ひだか南森林組合、航空自衛隊襟裳分屯基地、町役場、町議会、日高信金えりも支店、町郷土資料館北緯42度の会などから総勢105人が参加。

 開会式で大西正紀町長は「最近は想定外の強力な台風と豪雨が多発して、地球温暖化の影響とみられる災害が国内で頻発している。自然災害予防のためにも国土緑化が一層重要。襟裳国有林緑化事業に着手して今年は66年目を迎えるが、さらに100年に向かって取り組もう」と参加者に呼び掛けた。神田会長は「今年で襟裳国有林での育樹祭は14回目になる。枝払いと広葉樹植林に着手してから林内が明るくなり、その成果が表れている。育樹作業を未来永劫(えいごう)に次の世代につなげたい」と期待した。

 えりも治山事業所の瓜田元美治山技術官から作業手順の指導を受けて、道道百人浜駐車場向かいの現場へ。1993年に植樹したクロマツ林は、枝をくねらせながら8メートルほどの高さに成長しており、先にえりも高生徒が枝払いを終えた隣接林0.25ヘクタールで、参加者が約1時間かけて腕が届く高さまでの小枝をのこぎりで切り落とした。

 作業を終えた林内には、晩秋の柔らかい日差しが地面まで届き、時折小鳥のさえずりも聞こえて、参加者たちは作業の効果を実感していた。

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