白老町日の出町5の三上金助さん(81)宅の菜園で、かんぴょうの原料となるユウガオが実り、重さ10キロもある実の大きさが地域の話題になっている。
三上さんは野菜作りが趣味。毎年、キュウリやトマト、イモなどを育てているが、「今年は新しい作物に挑戦したい」とユウガオを栽培することにした。
ウリ科のユウガオは、かんぴょうの原料として、主に栃木県や滋賀県などで生産されている。庭の菜園で苗から育てたユウガオはすくすくと育ち、5個の立派な実を付けた。
中には長さ60センチ、直径20センチ、重さ10キロの大きな実も。両手に抱え、ずっしりとした重量感を味わいながら「上出来です」と三上さん。
収穫した実はしばらく観賞用として庭に飾り、「来年もまた何かチャレンジしたいね」と意欲満々だ。