白老町は25日、町内の土木建設業者・道南綜合土建(道見みちる社長)と「災害時の指定緊急避難場所使用に関する協定」を締結した。地震や火山噴火など災害時に同社の社屋を緊急避難場所として町民に開放する。
避難場所として利用するのは、大町1の本社社屋の会議室や休憩室などで、30人を収容できる。有事に備え、3日分の食料や水、タオルやマット、発電機を備蓄しているという。
協定の締結後、同社取締役の道見翔太さんは「災害が多発している中、防災の一助になれば」と述べ、戸田安彦町長は「町民の安心安全につながる」と同社の協力に感謝した。
同町が民間企業と緊急避難場所に関する協定を結んだのは、今回で5社目。