苫小牧ソフトテニス連盟(小玉孝幸会長)は26日、創立60周年記念祝賀会を苫小牧市内のホテルウィングインターナショナル苫小牧で開いた。
同連盟は1959年5月に創立。苫小牧での競技のあゆみは、13(大正2)年に王子製紙苫小牧工場敷地内に整備されたコートが始まりという。大会では89年に第44回国民体育大会(はまなす国体)が苫小牧で開かれており、ほかにも小学生や中学生などの全国大会を同連盟などが誘致、成功に導いてきた。
施設では市緑ケ丘公園に全20面のオムニコートが整備されており、大規模大会の開催や市民スポーツの拠点となっている。
祝賀会には岩倉博文市長や北海道ソフトテニス連盟の安藤建副会長ら来賓、同連盟の会員ら約60人が参加した。小玉会長は「はまなす国体で苦労したことが印象に残っている。長い時を経て令和の時代の始まりに節目を迎えることは大変喜ばしい」などとあいさつ。
祝辞では岩倉市長が「半世紀を超える深い歴史に敬意を表したい。日本を代表する選手の輩出に期待する」と述べた。
また、長年にわたってソフトテニスの発展に貢献した会員の表彰式が行われ、喜多保男元同連盟会長ら6個人、1団体に感謝状などが贈られた。