中学年代の卓球、バレーボール、バスケットボールの3競技の各種大会が26日、苫小牧市内で始まった。まだ実戦経験の浅い東胆振や日高の1・2年生選手が、日ごろの練習の成果を発揮しながらコート、台上で白熱した試合を次々と披露していた。
卓球の苫小牧兼東胆振秋季大会は同日、川沿公園体育館で男女の団体戦を展開した。来月4日に迫った全国選抜大会(愛知県)を目指す最初の関門、苫小牧支部予選会に向けた前哨戦ともいえる。技量別の男子A、B各級、女子に東胆振の計27チームが出場し、各種目で総当たり戦を行った。
また27日には同会場で、男子139人、女子87人がエントリーする個人シングルスのトーナメントがある。
◇
苫小牧と胆振東部3町の秋季バレーボールは同日、啓北中学校体育館で女子8チームによる予選グループ戦を繰り広げた。上位4チームに与えられる胆振・日高地区大会(11月9日)の切符を懸けた重要な一戦。この日の予選の結果を基に、27日に緑陵中学校に場所を移して行われる決勝トーナメントの組み合わせが決定する。
一方の男子は27日の同会場で開成・啓明・明倫・和光―青翔・ウトナイの合同チーム対決1試合を行う。男子は無条件で日胆大会出場が決まっている。
◇
バスケットボールは第26回日胆中学校選抜新人大会が、27日までの日程で市内中学校体育館で開かれている。
苫小牧地区バスケットボール協会と苫小牧市教育委員会が主催。今年は東胆振と日高地区のチームが参加した。男女それぞれ東胆振6、日高2の計8チームがリーグ戦などを繰り広げていて、競技会場は男子が青翔中の、女子がウトナイ中の体育館となっている。
男女とも予選トーナメントを行い、通過4チームが決勝リーグを展開する。男女各上位3チームが、12月26日から小樽市で開かれる第34回北海道中学校新人大会南大会の出場権を獲得する。
近年、注目度が高まっているバスケットボール。シュートやゴールのたびに攻守が入れ替わり、熱い戦いを繰り広げていた。