20日投開票の白老町議選で当選した現職10人と新人4人の新たな町議会の会派構成が固まった。無所属議員による「いぶき」「みらい」「きずな」の3会派と、公明、共産の計5会派で、会派の数や名称、構成人数は従来と同じ。11月11日開会予定の初議会に向けて今後、正副議長ポストなど議会人事の行方が焦点となる。
最大会派で与党系の「いぶき」は小西秀延氏(54)=当選5回=、広地紀彰氏(46)=3回=、吉谷一孝氏(51)=同=の現職3人と新人の久保一美氏(56)。
中道系の「みらい」は及川保氏(69)=9回=、新人の貮又聖規氏(47)と佐藤雄大氏(26)。同じく中道系の「きずな」は従来メンバーの松田謙吾氏(77)=10回=、西田祐子氏(64)=6回=、前田博之氏(73)=4回=。
「公明党」は氏家裕治氏(59)=6回=と新人の長谷川かおり氏(56)。「共産党」は従来メンバーの大渕紀夫氏(72)=12回=と森哲也氏(37)=2回=。
改選前の議長は、引退した「いぶき」の山本浩平氏(59)、副議長は「きずな」の前田氏が務めたが、11月9日からの新任期町議会の役員構成が注目される。