新ひだか 英語弁論大会支部大会最優秀賞に谷さん 静内高で初めて

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  • 2019年10月26日
静内高初となる最優秀賞を受賞し笑顔の谷さん

  高文連英語弁論大会の室蘭・苫小牧支部大会(3日、室蘭清水丘高校)で、静内高校(加澤雅裕校長、生徒509人)1年の谷実優さんが同校初の最優秀賞に輝いた。谷さんは、11月2日に札幌市の北星学園大学で開催される全道大会に支部代表として出場する。

   支部大会では、室蘭栄高、室蘭清水丘高、苫小牧西高など6校の14人が出場。内容や発音、話し方を中心に態度などで総合点を競い、最後に審査員とのQ&Aも審査対象となった。

   谷さんは、審査発表の最後に自分の名前が呼ばれた時は「とてもびっくりした」と振り返る。内容は「人とのつながり」をテーマに、自分の身近な実体験を基にした。「叔父の死をきっかけに、人の死に直面して、死が終わりではなく、その人を思う人の心の中でいつまでも生き続けるものだ」との思いをまとめた。

   谷さんは「3番目の発表ですごく緊張した。最優秀賞をもらうことで形が残り、先生や友達、家族に報告することができてうれしい」と話す。

   全道大会では「まだまだ改善点がたくさんあり、それらの課題をクリアして表現力を高め、人に伝わるようベストを尽くしたい。応援してくれたみんなに良い報告ができるように頑張りたい」と意気込みを述べた。

   日向聖奈教諭は「夏休み以降、練習に取り組み努力していたので、練習をサポートしてきた。自分の思いを人に伝えることを意識して、練習の成果を発揮して発表してもらえたら」と激励した。

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