全道大会で好成績―優至会塚本道場

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  • 2019年10月24日
入賞した塚本道場の選手

  苫小牧の空手道場、優至会塚本道場は、9月下旬に帯広市で開かれた第12回オープントーナメント北海道空手道選手権大会の組手の部で道場生が優勝するなど18人が入賞した。塚本鉄兵代表は「厳しい練習に耐えた成果が出た」と選手の頑張りをたたえた。

   第7回全日本ジュニアチャンピオンシップ(2020年1月、愛知県)の出場権を懸けた大会。入賞者の多くが出場権を獲得した。

   壮年女子の部で優勝を果たした下山田静代(46)は「何が何でも優勝したかった」と話し、喜びもひとしお。試合中は動き続けることを意識したと言い、「自分から回り込んで技を出せた」と決勝の戦いなどを振り返った。

   また女子の部で古河原光沙(38)、小学5・6年女子の部では娘の咲樹(拓進小6年)がそれぞれ優勝し、親子で栄冠を勝ち取った。光沙はやりづらい相手との決勝だったというが、スタミナで相手を上回った。「セコンドの指示が的確でありがたかった」と謙虚に語る。塚本代表は「突きの強さとスタミナが武器。前回よりパワーアップしている」と評価した。

   咲樹は決勝で接近戦に持ち込んで勝利した。「膝蹴りなど得意な技で攻めることができた」と手応えを話す。ただ「手数では負けていた印象」と課題も挙げて今後の成長を誓った。

   入賞者は次の通り。

   ▽小学3・4年女子の部 (1)鈴木楓花(糸井小4年)(2)古河原海(拓進小)▽同5・6年女子の部 (1)古河原咲樹(拓進小6年)▽小学1年男子の部 (2)大和(拓勇小)▽同2年男子の部 (1)塚本大剛(拓進小)▽同4年男子の部 (1)塚本悠剛(同)(3)葛西(同)風間(ウトナイ小)▽同5年男子の部 (3)伊勢谷(大成小)▽中学女子の部 (2)下山田紗(青翔中)▽同1年男子の部 (1)伊勢天翔(同)(2)鈴木(光洋中)▽同2・3年男子の部 (3)古河原晃(青翔中)▽高校の部 (4)下山田慎(千歳高)▽女子の部 (1)古河原光沙▽壮年女子の部 (1)下山田静代▽マスターズの部 (3)菅原▽一般の部 (3)山本

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