苫小牧港・西港の南埠頭(ふとう)で10日、サビキでサバが釣れていた。群れが入ったようで当たりが連発して次々と上がっていた。
南埠頭では、4人の釣り人がサバを狙っていた。岸壁の1番南側で釣っていた男性は、午後1時半から1時間ほどで15~18センチのサバが30匹の釣果だった。道具は磯ざお8メートルに、スピニングリールを装着。サビキ仕掛けの上と下の2カ所にコマセ籠を付け、アミエビを投入した。
仕掛けを海中に入れ、しばらくすると、さお先がグングンと引き込まれるほどの当たりが。リールを巻いて上げようとすると、サバの強い引きでさおがグーンと曲がる。抜き上げるとピチピチと跳ねる元気なサバが付いていた。1度の仕掛けに2~5匹と多くのサバが掛かることもある。
男性は「久しぶりに釣りに来たら当たりが連発してよかった。獲物は塩焼き、フライ、みそ煮にします」と語った。
南埠頭には貨物船が着岸して作業をすることが多いので邪魔にならないようにマナーは守りたい。