共産・大渕氏 「安心の暮らしへ努める」 最多当選回数を更新

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  • 2019年10月21日
支援者と握手を交わし当選を喜び合う大渕氏(左)。中央は再選を果たした森氏=20日午後10時半ごろ、白老町内の共産党事務所

  当選12回という白老町議会史上で最多回数を更新した大渕紀夫氏(72)=共産=。20日午後10時半ごろ、末広町の共産党事務所に当選確実の吉報が入ると、支援者と拍手を交わし喜びを分かち合った。

   人の命が尊重される社会の実現を目指して政治家を志し、1975年の町議選で初当選した。4年後の選挙で敗れたものの、83年に返り咲き、以降連続当選。通算40年以上の議員活動では一貫して保健医療・福祉の充実を町に働き掛け、施策につなげた。

   町が抱える大きな課題の一つとして町立国保病院の改築を挙げ、今選挙戦では期間の5日間で85回もの街頭演説を通じて早期実現を訴えた。町民の約半数が高齢者という時代を迎えた中で、安心の暮らしのまちづくりにいっそう努めたいと意気込む。

   再選を果たした森哲也氏(37)と共産2議席を守り、「必ず町民目線の町政へと変えていく」。白老町議会の重鎮はそう力を込めた。

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