むかわ 鵡川高野球部に新米200キロ 鵡川農協 ボランティア活動に感謝

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2019年10月19日
鵡川高野球部に新米を寄贈した鵡川農協

  鵡川農業協同組合(長門宏市代表理事組合長)は17日、昨年9月の胆振東部地震で被災した農家の復旧作業を手伝うなど、ボランティアとして協力した鵡川高校野球部に感謝の気持ちを込めて新米「ななつぼし」200キロを寄贈した。

   同部は、地震で大きな被害を受けた地元の農家を回って、壊れた農業用ハウスの撤去といった力仕事や出荷前の選果作業などを手伝った。その感謝を込めて長門組合長らが同部の仮設寮を訪れ、「皆さんから声を掛けていただき、気持ちが明るくなった。また夏に向けて次のステージに進んで、むかわを元気にしてくれたら」と激励。今年9月下旬に収穫した新米を届けた。

   阿部柊希主将(16)=2年=は「農家の方々がまだ大変な中で、お米をいただいて感謝している」と謝辞を述べ、今後に向けて「またお手伝いをさせていただく。お米をたくさん食べて体を大きくし、また円山(球場・札幌市)で戦い、甲子園に行けるよう頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。