秋のイベント「支笏洞爺国立公園指定70周年記念・第43回支笏湖紅葉まつり」が14日、千歳支笏湖の湖畔園地で開催された。台風19号の影響を避け1日順延したが、3連休最終日に大勢の観光客が足を運び、季節ならではの味覚や体験コーナーに人気が集まった。
支笏湖まつり実行委員会の主催。千歳支笏湖小児童による鼓笛隊の演奏で開幕し、特設ステージでは歌や太鼓の演奏が繰り広げられた。
毎年恒例の味覚汁は用意した500杯を完売。特産のヒメマス「支笏湖チップ」の切り身とキノコなどをふんだんに使った一杯に、買い求めた人々が舌鼓を打った。
会場では自然公園財団支笏湖支部が紅葉絵はがき作りの体験会を催した。参加者は色づいた本物の木の葉をはがきに貼り付け、オリジナルの一枚を完成させた。
地元の若手有志「恵岳会」の焼き鳥販売や松浦農園の地物野菜直売なども人気を集めた。