白老町長選に立候補した現職の戸田安彦氏(50)は15日午前9時すぎ、町内の選対事務所前で第一声。集まった約100人の聴衆に「民族共生象徴空間(ウポポイ)開設や財政健全化など、次の4年は白老町にとって非常に大事な期間。白老のために全力で取り組む」と支持を訴えた。
町長を2期務めた実績として「7年前に財政健全化プランを策定した」と説明し、「今、改善に向けて走っている」と財政改革の継続に強い意欲を示した。
人口減少や超高齢化の問題に取り組む必要性も強調。「町民との対話の中で総合計画を策定し、皆さまと一緒に白老町をつくってきた」と述べ、「次の4年も地域の声に耳を傾けながら頑張っていきたい」と力強く語った。
また「3期目のキャッチフレーズは『共生共創』にし、15の政策を実現する」と述べ、「町民の生活向上、福祉、産業を盛り上げ、共に幸せをつくりたい」と呼び掛けた。