千歳泉郷道路 金属姓名板を設置 橋に児童の名刻む

  • ニュース, 主要, 千歳・恵庭
  • 2019年10月14日
橋のたもとに執筆した橋名板を取り付ける児童

 札幌開発建設部はこのほど、千歳第二小の児童を国道337号高規格道路「道央圏連絡道路」の泉郷道路(延長8・2キロ)の工事現場=千歳市泉郷=に招き、現場見学会を催した。施工区間に架かる2本の橋の両端に取り付ける橋名板の文字を児童の習字作品から選抜。選ばれた4人分の字を刻んだプレートが子供たちの見守る中で掲げられた。

 同小は泉郷道路を校区に抱える地元校。同事務所から提案した。橋名板は道道をまたぐ「舞鶴追分跨道橋」(まいづるおいわけこどうきょう)と千歳市と空知管内長沼町の境界に当たる「嶮淵川橋」(けぬふちかわばし)に設置。漢字と平仮名で橋の名を記した板が構造物に据え付けられた。

 跨道橋の漢字を六鎗千尋さん(9)=小学4年=、平仮名を尾形莉紗さん(9)=同=、嶮淵川橋の漢字を同小卒業生の山本愛香さん(13)=中学1年=、平仮名を吉田陽成君(10)=小学4年=が揮毫(きごう)した。児童が2018年と19年に楷書体で筆書きし、選ばれた作品を板に複写した。

 見学会には4年生の児童49人が参加。執筆した児童本人がねじを締め、金属製の橋名板を固定した。同事務所によると、同連絡道路で橋名板に児童の字を採用したのは初という。筆を執った文字が橋に残る体験を通し、子供たちに道路への親しみを抱いてもらう取り組みだ。

 取り付けを終えた吉田君は「お手本に合わせてゆっくりきれいに書けた」と出来栄えを語り、「この橋を通った人にたくさん見てもらいたい」と話した。

 後半では舗装を使ったお絵描き会も実施。児童たちは絵に思い思いの色を付けたり、形を描いたりした。

 泉郷道路は19年度中に供用開始の予定。途中に仮称泉郷ランプを設け、同南長沼ランプが終点になる。

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