白老町内の全小中学校6校で9日、児童生徒らが白老牛の牛丼など郷土給食に舌鼓を打った。
地場食材を使った郷土給食は、子どもたちに地元への理解と愛着を深めてもらう町教育委員会の事業。今回も町内企業の阿部牛肉加工(阿部一雄社長)から寄贈された約90キロの白老牛で作った牛丼を各学校に提供した。地元産のダイコンとシイタケ使用のみそ汁などもメニューに加えた。
白老小2学年の教室では、町学校給食運営委員会の倉地美直委員長、町教委の鈴木徳子学校教育課長と一緒に児童らが郷土給食を味わった。クラスを代表して北原里桜さんが「みんなでおいしく白老牛を食べましょう」と呼び掛けた後、一斉に牛丼を頬張り、郷土の味に笑みをこぼした。