道栄は帯農に敗れる―秋季道高校野球

  • スポーツ, 野球
  • 2019年10月10日
3回戦〔帯農業―道栄〕2番手でマウンドに上がり好投した道栄・福田

 第72回秋季北海道高校野球大会第5日は10日、札幌円山、麻生の両球場でトーナメント3回戦を行っている。円山球場第1試合に登場した北海道栄は帯広農業と対戦し、0―5で敗れた。

 また、4日目午後の2回戦に臨んだ鵡川は、札幌国際情報に1―11の五回コールド負けを喫した。

 ▽3回戦

 帯広農業

 100202000―5

 000000000―0

 北海道栄

 道栄自慢の打線が影を潜めた。初回に1死二、三塁の好機を迎えるも無得点。その後も好機でつながりを欠き、相手投手に完封を許した。

 東海大札幌

 000000000―0

 13000000X―4

 白樺学園

 札幌日大

 0002―

 3000―

 札幌大谷

 札幌国際情報

 0200―

 2200―

 札幌龍谷

 9日

 ▽2回戦

 鵡 川

 00001―1

 01523x―11

 札幌国際情報

 (五回コールド)

 札幌龍谷

 20001302―8

 00000000―0

 函大柏稜

 (八回コールド)

 公式戦初登板の福田(2年)が円山のマウンドで躍動した。六回1死一、二塁のピンチで、支部予選から1人で投げ抜いてきたエース印南(同)の後を継いだ。「これ以上失点したら勝てない」と重圧をはね除け強気の投球を披露。相手拙走にも助けられ、後続を打ち取った。

 その後は、2桁安打と当たっている帯農打線を「いつも以上に走っていた」直球と、武器のスライダーで翻弄(ほんろう)。3回3分の2を投げ被安打1、失点0と起用に応えた。「いい投球をしてくれた」と糸瀬監督はたたえた。

 自信を胸に、長い冬のオフシーズンでさらなる進化を誓う。「まだ好不調の波が激しい」と福田は自己分析。制球力などを地道に磨き、頼もしい仲間でありライバルの「印南を抜かして、春はエース番号(1番)を取りたい」と力強く語った。

 鵡川の投手陣が音を立てるように崩れた。三回に先発の1年生左腕西川が連打を浴び降板。替わった同級生佐々木駿も連続四球で振るわず、エース稲葉(2年)が3番手でマウンドに上がったが、2連続四死球と2点適時打を許した。

 四、五回も四球で走者をためたことが響き、最短のコールド負け。「思った以上に投手の出来が厳しかった。力不足」と鬼海監督は悔しがった。

 今夏の南大会(1回戦で東海大札幌に1―8の七回コールド)と合わせて今季2度の全道規模の舞台に立ったが、いずれも大敗と厳しい現実を突き付けられた。「やれる力はある。ただ、大一番で発揮できていない」と指揮官は言う。

 阿部主将(2年)は「最後まで諦めない姿を見せることはできた」と成果を挙げた一方、個々人の能力やチームの一体感がまだ十分ではないと指摘。スタンドから声をからして応援してくれた先輩や地域住民に「勝って恩返し」するために、来春に向けて着実にレベルアップすることを誓っていた。

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